Twinray Hideto ∞

ツインレイ - 男性チェイサー の 備忘録

死生観

施設配属になってからの「数か月間」

施設の環境に慣れた後に、早番業務と遅番業務と夜勤業務を始めることになり、アルバイトも含め仕事人生で初めての"4交代制"で仕事をし始めました。入社前は若いし体力もあるから、「大丈夫でしょ」と思っていましたが、業務時間帯ごとにやる事が変わったり働く時間帯が一定じゃないことへの影響力って凄まじいなと思いました。(臨機応変は得意な方なんですが、それでもキツかったですね。)

シフトの組み方で1日休みの体で半日しかなかったり、じわじわとメンタルに来てましたね。究極的に考えれば、肉体労働なのですが介護系に来た理由が「死生観」を捉えたかったのが始まりなので、ご老人の実情や環境を知りたかった考えが後々振り返れば、働く上では邪魔になっていたのかも知れませんね。

 

それが顕著になったのは、遅番業務夜勤業務で"遅番業務"では、お食事した後に、(この食事も食事とは名ばかりでゼリーを固めた様なモノだったり、ペースト状のモノばかりで、介助してて苦しかったな...。)歯磨きをして、就寝なんですが 1人の利用者の方がベットに寝かせる際に、お話をして来てずっと話を聞いて欲しそうな感じの空気感を出されていて、親身になって話を聞いていたんですが、何回か対応している内に上司の方から適当に流して一言二言、声を掛けて戻ってくればいいからって言われた時は、心がざわっとしました。

 

"夜勤業務"では、人数に対して物理的に、おむつ替えがしんどかったです。排泄物に抵抗は無かったんですが、この先ずっとこれが続くのかと思ったら徐々に嫌になってくるし、利用者に対して適当にやる自分も嫌だったので葛藤は凄かったですね...。

この頃から、徐々に心に闇が出てきていましたね

 

楽園かと思って 蓋開けたら、地獄を見た感じですね

結果としては、元々持っていた「死生観」が確信をもって強固になりましたね。

ただ、長く生きても意味ないなと思ったし、状態悪くなる前にやりたい事をやり切りたいなと。その時、思いました。(意味ないなって考える思考が後に、悪い形で出てきます。)

 

それとは別に、両親が同じ状態になったら両親のことを本人達から何も知ることが出来ないんだと思って、両親のこと知りたいなと思ったのは良かった点ですね。

(この点が、後にインナーチャイルドの部分で効いてくる事も知らずに...。)